気候変動

令和7年3月19日
  1. 3月17日、我が国は、ロス&ダメージに対応するための基金(FRLD)に対し、新たに500万米ドルの拠出を行いました。同基金への我が国の拠出は、2023年の国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)で我が国が表明した1,000万米ドルの拠出に続くものです。
  2. 我が国は、同基金が気候変動の悪影響に特に脆弱な途上国への支援を早期に開始するとともに、基金の適切な運用に向けて今後も積極的に議論に貢献していきます。

(参考)ロス&ダメージに対応するための基金(FRLD: Fund for responding to Loss and Damage
 ロス&ダメージとは、気候変動の悪影響に伴う「損失と損害」。2022年のCOP27での決定を踏まえ、2023年のCOP28では、特に脆弱な途上国を支援するための新たな資金措置の一環として、新たな基金を世銀の下に設置することを含め、基金の制度の大枠が決定された。現在、基金理事会にて支援開始に向けた準備が行われている。


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