気候変動

令和7年10月26日
第3回AZEC首脳会合出席者集合写真 (写真提供:内閣広報室)
第3回AZEC首脳会合で発言を行う高市総理大臣 (写真提供:内閣広報室)

 高市早苗内閣総理大臣は、現地時間10月26日午後5時34分(日本時間午後6時34分)から約10分間、アンワル・イブラヒム・マレーシア首相との共同議長により、第3回アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)首脳会合を開催しました。概要は以下のとおりです。

  1. 共同議長を務めたマレーシアのアンワル首相(本年のASEAN議長国)からは、AZECの考え方に沿った自国やASEAN各国の取組が紹介され、具体的な協力案件の進捗への期待が表明されました。
  2. 高市総理大臣からは、第2回AZEC首脳会合からの1年で、AZECパートナー国との間で約120件の協力案件が結ばれていることを紹介しつつ、アジアの脱炭素化に資する活動を促進するルールの形成、セクターごとのイニシアティブ、官民一体の個別プロジェクト等が進められていることに言及しました。
  3. 今月17日に実施された第3回AZEC閣僚会合での成果についても日本政府から報告を行いました。
  4. 会合では、AZECパートナー国間で、AZEC首脳共同声明及び付属書「2024-2025年における今後10年のためのアクションプランの進捗」が採択されました。これらの文書において、AZEC原則の重要性及びこの勝負の10年における行動を加速させる必要性を再確認するとともに、昨年採択された「今後10年のためのアクションプラン」に基づくこの1年の進捗状況を共有しました。

(参考1)AZECパートナー国(アルファベット順):

 オーストラリア連邦、ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア王国、インドネシア共和国、日本、ラオス人民民主共和国、マレーシア、フィリピン共和国、シンガポール共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国

(参考2)別添


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