気候変動
菅総理大臣の米国主催気候サミットへの出席について(結果概要)
令和3年4月22日
4月22から23日、米国主催により気候サミット「Leaders Summit on Climate」がオンライン形式で開催され、22日(日本時間)の首脳級セッションに菅義偉内閣総理大臣が参加し、スピーチを行いました。
- 本サミットにおいて菅総理大臣は、2050年カーボンニュートラルの長期目標と整合的で、野心的な目標として、我が国が、2030年度において、温室効果ガスの2013年度からの46%削減を目指すことを宣言するとともに、さらに、50%の高みに向け、挑戦を続けていく決意を表明しました。
- また、菅総理大臣は、経済と環境の好循環を生み出し、2030年の野心的な目標に向けて力強く成長していくため、政府として再エネなど脱炭素電源を最大限活用するとともに、企業に投資を促すための十分な刺激策を講じるとの方針を表明しました。
[参考1]米国主催気候サミット
2021年4月22日-23日に、世界の40の国・地域の首脳を招待して開催。オンライン形式で一般公開(生中継)された。同サミットは、エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)(注)の再開という位置づけでもある。サミットの主なテーマは、主要経済国による今後10年間の取組、途上国支援、クリーンエネルギーへの移行、イノベーション、地方自治体、自然に基づく解決策等。
(注)米国は、2009年、オバマ大統領(当時)の主導により、温暖化対策を議論する「エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)」を発足。主要排出国17か国・地域(日、米、中、露、印、独、加、英、伊、韓、仏、墨、豪、南ア、尼、伯及びEU)が参加。