気候変動

平成28年12月27日
 今般、外務省は、気候変動が安全保障に与える影響についての議論を目的とした円卓セミナーを開催いたします。
 一部セッションは公開されます。傍聴を希望される方は、下記【開催詳細】および「参加希望の申し込み要領」をご確認の上、お申し込みください。
 なお、このG7作業部会は本来は政府関係者だけの会合となっていますが、気候変動と安全保障の関係につきより多くの方々に関心を持って頂くために、今回会合の一部を公開することとしました(限られた時間の中でより掘り下げた議論をするために、セミナーは一般に公開される部分も含め全て英語のみとなり、通訳もありませんので、あらかじめご了解のほどよろしくお願いします。)

背景

 気候変動と脆弱性が国際安全保障に与える影響については、2013年当時のG7議長国である英国主導のもと専門家会合が開催されて以来、G7で作業を重ねてまいりました。日本が議長国である本年4月に開催された、G7広島外相会合においては,本作業を今後少なくとも2年間継続することが決定されるなど、更なる活発な議論が求められています。
 今回のセミナーは、本分野で著名な専門家の方々にお集まり願い、専門的な観点から気候変動と脆弱性に関する知見を官民間で共有し、今後のG7各国の政策立案に資することを目的としています。

開催詳細

 日時:2017年1月19日(木曜日)9時30分受付開始
 会場:外務省(〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1)
 言語:英語(通訳無し)
 傍聴可能なセッション:

    
10:00~10:50オープニングセッション
冒頭挨拶 滝沢求外務大臣政務官
 G7「気候変動と脆弱性」作業部会について(G7作業部会議長)
基調講演 藤原帰一教授(東京大学)
 G7気候変動脆弱性に関する調査報告について Alexander Carius氏(adelphi・ファンディングディレクター)
10:50~11:50セッション1
プレゼンテーション1 Shiloh Fetzek氏(The Center for Climate and Security・国際情勢シニアフェロー)
プレゼンテーション2 Malin Mobjork氏(Stockholm International Peace Research Institute・上席研究員)
15:30~16:20パネルセッション(午後のセッションのまとめ及びパネリストとのディスカッション)
パネリスト:
 根本かおる氏(国連広報センター所長)
 Patrick Safran氏(アジア開発銀行・首席業務企画専門官)
 亀山康子氏(国立環境研究所社会環境システム研究センター・副センター長)
 G7作業部会議長
 傍聴可能セッション司会・モデレーター: ラジブ・ショウ氏(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)シニアフェロー

 (注)セッション1の後は一度省外にご退出いただき、午後再度ご入場をお願いすることになりますことを予めご了承ください。

参加希望の申し込み要領

 セミナー事務局(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)まで、メールでお申し込みください。
 メールアドレス:g7-climate-fragility@iges.or.jp
 お申し込みに必要な記載事項:(1)お名前、(2)ご所属、(3)お電話番号、(4)メールアドレス、(5)ご住所

(注)
当日は、お申し込み受付後に送付される「受付票」及び身分証(社員証等)を必ずお持ちください。
当日の受付要領は、参加申し込みを頂いた後に別途ご案内させていただきます。
参加は無料です。
定員40名
締め切り 2017年1月15日(日曜日)(定員になり次第締め切りとさせていただきます。)

事務局連絡先

 (公財)地球環境戦略研究機関(IGES)
 担当 自然資源・生態系サービス領域 髙橋愛
 電話:046 855 3743(直通)
 メールアドレス:g7-climate-fragility@iges.or.jp


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