気候変動
第14回「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合
平成28年2月26日
1 会合の意義
- 各国の気候変動交渉の実務担当者が率直な議論を非公式な形で行うことを目的として,2002年より毎年東京にて開催。我が国とブラジルが共同議長を務めており,今次会合は14回目。
- 今次会合は,昨年末にパリで行われたCOP21における京都議定書以降の気候変動に係る新たな枠組みである「パリ協定」の採択後,初めて開催される気候変動関連の主要会合となった。
- 今次会合では,「パリ協定」の採択を踏まえ,同協定実施のための詳細ルール策定に関する今後の交渉の進め方や,本年末にマラケシュで開催されるCOP22に期待する成果などについて,主要国間で意見交換を行う極めて有意義な機会となった。
2 日程
(1)2月25日(木曜日)~26日(金曜日)
(2)場所:東京(三田共用会議所)
3 議題
(1)パリ協定及びその発効
(2)第1回パリ協定締約国会議(CMA)に向けた作業計画
(3)パリからマラケシュへ~第1回パリ協定特別作業部会(APA)に向けた作業計画
(4)2020年までの気候行動の強化
4 参加国・参加者
アルゼンチン,豪州,ボリビア,ブラジル,カナダ,中国,エクアドル,エジプト,EU,フランス,インド,日本,マレーシア,モルディブ,マリ,メキシコ,モロッコ,オランダ,NZ,ノルウェー,ペルー,ロシア,サウジアラビア,シンガポール,南アフリカ,スイス,英国,米国
5 オブザーバー
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局,科学上及び技術上の助言に関する補助機関会合(SBSTA)議長,国連事務総長室気候変動チーム,C2ES(Center for Climate and Energy Solutions)