ASEAN(東南アジア諸国連合)
ASEAN・日本『国際協力と障害』に関する高級実務者会合
平成27年9月30日
- 8月31日,東京において,タイのアジア太平洋障害者センター(APCD),日本の外務省,国際協力機構(JICA)の共催により,「ASEAN・日本『国際協力と障害』に関する高級実務者会合」が開催されました。会合には,ASEAN10カ国の政府関係者,日本政府関係者(外務省,厚労省),JICAのほか,NGOや学生からも参加がありました。会合の概要は以下のとおりです。
なお,本会合は2014年3月から実施中の日・ASEAN統合基金(JAIF)プロジェクト「Project for Creating Non-Handicapping Environment in Rural Communities in ASEAN」のラップアップ会合として開催されたものです。 - 冒頭,石兼公博国際協力局長から,タイAPCD,ASEAN,我が国によるこれまでの協力の評価と,我が国が,ASEAN共同体構築への支援とともに,今後も障害分野でのASEAN諸国の努力を支援していく旨を述べました。
- ASEAN各国からJAIFプロジェクトにおける活動の報告,藤井康弘厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長より我が国における障害者支援施策の紹介,また,JICAよりこれまでの障害分野における協力の紹介が行われた後,「Tokyo Recommendations on International Cooperation and Disability 2015 and Beyond in the ASEAN Region」(ASEANにおける国際協力と障害に関する東京勧告)(PDF)に関する議論が行われ,採択されました。
- 会合終了後にはレセプションが開催され,バンコクのAPCDを訪問した経験もある木村太郎総理補佐官から,APCD及び日・ASEANの取組への評価等を含む挨拶がありました。