
麻生総理の第63回国連総会出席(意義)
平成20年9月
1.我が国の外交方針を新総理から世界に発信
- 国連総会への我が国総理の出席は、2005年の国連首脳会合以来3年振り。一般討論演説で、新総理から我が国の外交方針を世界に発信。今回は、麻生総理の就任直後であり、今後の我が国の外交方針に世界が注目。
- 特に本年、我が国は第4回アフリカ開発会議、G8北海道洞爺湖サミットを主催し、多数の各国首脳等が出席。これらの会議の成果を踏まえ、世界経済、気候変動、開発問題等の課題に対する我が国の貢献をアピールすることは有意義。今回は、食糧危機・気候変動に関する夕食会にも出席。
2.国連の場における首脳外交を展開
- 国連総会の一般討論演説の期間には、世界各国から首脳級が多数出席。首脳外交の絶好の機会。
- 今回、麻生総理はイラクのタラバーニー大統領及びオーストラリアのラッド首相と会談する他、夕食会等で機会があれば各国首脳等と立ち話も。
3.国連の運営・改革への積極的参画
- 麻生総理は、一般討論演説に加え、パン・ギムン国連事務総長との会談等を通じて、国連の運営・改革への我が国の積極的参画を推進。
- 各国との会談では、安保理改革の重要性を訴える。また、安保理非常任理事国選挙における我が国への支持を要請。