日本の国際テロ対策協力

グローバル・テロ対策フォーラム(GCTF)設立会合(概要)

平成23年9月22日

  • (写真)グローバル・テロ対策フォーラム(GCTF)設立会合-1
  • (写真)グローバル・テロ対策フォーラム(GCTF)設立会合-2
  1. 9月22日(木曜日)9時から11時30分(日本時間同日22時から24時30分)まで,ニューヨークにおいて,グローバル・テロ対策フォーラム(GCTF:Global Counterterrorism Forum)設立会合が開催され,玄葉外務大臣が出席しました。
  2. この会合では,クリントン米国国務長官とダーヴトオール・トルコ外相が共同議長としてそれぞれ開会の辞を述べ,GCTF設立文書の採択と,カイロ宣言と暴力的過激主義対策のためのセンターの設置についての発表が行われました。続いて,各国の閣僚からスピーチが行われ,玄葉外務大臣は,テロという国境をこえた人類にとっての脅威に国際社会が一致団結してあたる必要性に言及しつつ,我が国が,GCTFの活動とその発展に積極的に貢献する旨表明しました。
  3. 開会前に,各地で発生したテロの被害者やその家族がその体験を語った「グローバル生存者ネットワーク」制作の短編映画が上映されました。

【参考】

  1. GCTFは,米国により提唱され,テロ対策に係る新たな多国間の枠組みとして,1)実務者間の経験・知見・ベストプラクティスの共有,2)法の支配,国境管理,暴力的過激主義対策等の分野におけるキャパシティ・ビルディングの実施等を目的に,テロ対策の政策決定者・実務者が一堂に会して知見を共有する場を提供するもの。組織として,調整委員会,テーマ別・地域別の作業部会,事務局を設置。
  2. メンバーは,以下の29か国及びEU。また国連がパートナーとして参加
    アルジェリア,豪州,カナダ,中国,コロンビア,デンマーク,エジプト,EU,フランス,ドイツ,インド,インドネシア,イタリア,日本,ヨルダン,モロッコ,オランダ,ニュージーランド,ナイジェリア,パキスタン,カタール,ロシア,サウジアラビア,南アフリカ,スペイン,スイス,トルコ,UAE,英国,米国

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