貿易と開発
後発開発途上国
(LDC:Least Developed Country)
令和8年10月29日
1 LDCとは
途上国の中でも特に低開発で、特別な支援が必要と国際社会が認定した国。1971年に国連総会において導入されたカテゴリー。
下記の3つの指標について定められた基準を全て下回り、LDCと分類されることに同意する国。
国連開発政策委員会(CDP)により、3年ごとにLDCリストの審査が行われる。同審査において、2回連続して、3つの内2つ以上の指標で卒業のための基準を満たすことが確認された場合、CDPは卒業を勧告する。国連経済社会理事会(ECOSOC)が承認の上、国連総会決議にて最終決定される。国連総会による決定後、原則3年の卒業移行期間が設けられる。
2 指標
- 一人あたりGNI(3年間平均)
- 人的資源指標(Human Assets Index:HAI)
(注)保健及び教育に関する成果(乳幼児死亡率、妊産婦死亡率、成人識字率、中等教育就学男女比等)を指標化したもの。 - 経済・環境脆弱性(Economic and Environmental Vulnerability:EVI)
(注)地理的な隔絶性、農業への依存度、自然災害に対する脆弱性といった要因を指標化したもの。
3 現在のLDC諸国(2026年11月現在)
以下の44か国。
- アフリカ(32):
- アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、中央アフリカ、チャド、コモロ、コンゴ民主共和国、ジブチ、エリトリア、エチオピア、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、レソト、リベリア、マダガスカル、マラウイ、マリ、モーリタニア、モザンビーク、ニジェール、ルワンダ、セネガル、シエラレオネ、ソマリア、南スーダン、スーダン、トーゴ、ウガンダ、タンザニア、ザンビア
- アジア(8):
- アフガニスタン、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ネパール、東ティモール、イエメン
- 大洋州(3):
- キリバス、ソロモン諸島、ツバル
- 中南米(1):
- ハイチ
4 国連後発開発途上国(LDC)会議
- 第5回国連後発開発途上国(LDC)会議(令和5年3月5~9日)
- 第4回国連後発開発途上国(LDC)会議については、国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(Web Archiving Project: WARP)ページ
からご覧いただけます。
