ODAとは? ODA予算・実績

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平成12年12月

政府全体ODA 10,152億円 (▲314億円、▲3.0%)

 無償資金協力 2,370億円 (▲35億円、▲1.5%)
 借款 2,845億円 (▲218億円、▲7.1%)
 国際機関 1,322億円 (▲15億円、▲1.1%)
 技術協力等 3,615億円 (▲46億円、▲1.3%)
外務省ODA 5,565億円 (▲38億円、▲0.7%)

 無償資金協力 2,370億円 (▲35億円、▲1.5%)
 JICA 1,790億円 (▲2億円、▲0.1%)
 国際機関 734億円 (18億円、2.5%)
 援助活動支援等 671億円 (▲19億円、▲2.7%)
 外務省ODA予算は、先般の「与党ODAに関するプロジェクトチームの見解」を踏まえ、概算要求のレベルから更に無償資金協力やJICAの諸般の事業費を中心として、以下の項目を含む厳しい見直しを行った結果、対前年度比0.7%減となっている。

(1)無償資金協力:近年の大規模な自然災害や武力紛争発生の状況等を勘案し、緊急無償を対前年度比40億円減額(152億円→112億円)。

(2)JICA:事業の進捗状況や執行実績に基づく見直しを行った結果、プロジェクト方式技術協力に係る機材供与費、開発調査等につき、約15億円を削減。

【重点事項に関する予算措置】

 「顔の見える援助」の推進、九州・沖縄サミットフォローアップを含む地球規模問題への対応等の観点から必要な予算は概ね認められている。

1.地球的規模の問題への対応等(IT、感染症、環境等)
  • 情報技術無償の新設(65億円)
  • 感染症対策無償(60億円→100億円)
  • 地球環境無償(42億円→50億円)
2.国民参加型ODAの推進

  • シニア海外ボランティアの推進(新規派遣400人→500人)
  • 緊急人道支援NGOの初動活動支援(新規:5億円)
  • 都道府県に配置する国際協力推進員の拡充(6人→26人)
3.実施体制強化
  • ODA評価体制の強化(12.7億円→13.4億円)
  • ODAの理解促進(情報公開、広報、開発教育等)(7.4億円→7.6億円)
4.留学生・日本語教育
  • 留学生支援無償の拡充(4カ国80人→7カ国160人)
  • 円借款を活用した新たな留学生支援策の実施(2.5億円)
【NGOに関する税制改正】

 国際協力を含むNPO法人に対する寄付金に係る特例措置が与党の税制改正大綱に盛り込まれた。

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平成13年度外務省ODA一般会計予算概要