平成12年度ODA予算の概要
平成12年3月
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（単位：億円、％）
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（参考）ODA予算について
1．ODA予算（いわゆる事業予算（年度ベース））は、経済協力開発機構（OECD）の開発援助委員会（DAC）が毎年公表するODA実績（暦年）と同様ネットベースとなっている。
また、その年度の事業規模を表すものとしてグロスベースを用いている。グロスとネットの違いは円借款等の回収金である。
また、その年度の事業規模を表すものとしてグロスベースを用いている。グロスとネットの違いは円借款等の回収金である。
2．事業予算の財源は、国の一般会計予算と円借款の原資となる財政投融資資金、国際開発金融機関に対する出資国債による払い込み、各省の特別会計予算等を加えたものである。
1．一般会計ODA予算
（1）12年度の政府全体の一般会計ODA予算は、厳しい経済・財政事情や円高要因の下、対前年度比マイナス0.2％（▲23億円）の1兆466億円となった。
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（参考）12年度一般会計予算
（単位：億円、％）
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（2）一般会計ODA予算1兆466億円のうち、贈与が対前年度比プラス0.5％（40億円）の7,403億円、借款が同マイナス2.0％（▲63億円）の3,063億円となっている。
贈与の主な内訳は、
借款の主な内訳は、
となっている。
2．ODA事業予算
（1）政府全体のODA事業予算（事業規模から円借款等の回収金を差し引いたネットベース）は、対前年度比マイナス2.2％（▲337億円）の1兆5,115億円となっている。一方、事業規模（グロスベース）では、ほぼ昨年同額の1兆8,863億円（▲1億円、▲0.0％）となった。
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（単位：億円、％）
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（2）「贈与」全体では、対前年度比マイナス1.0％（▲88億円）の9,195億円であり、その概要は、次の通りとなっている。
（3）「借款」の事業予算（事業規模から円借款等の回収金を差し引いたネットベース）は、対前年度比マイナス4.0％（▲248億円）の5,920億円となっている。一方、事業規模（グロスベース）では、対前年比プラス0.9％（87億円）の9,668億円となる。
