(11) 活動の持続性(帰国隊員対象)
図2-33は、「Q.あなたの活動は、配属先や地域に定着し、あなたが離任したあとも持続していると思いますか」という問いに対する結果を示したものである。“はい”という回答は全体では28.6%、“いいえ”は22.3%、“わからない”は37.4%であった。これを配属先の位置付け別にみると、指導型の“はい”は36.2%、共同活動型は20.0%、マンパワー提供型は17.2%と、指導型とマンパワー提供型では約20%の差がある。逆に“いいえ”の回答はマンパワー提供型が一番多い。これは、前項のインパクトにも関連するが、カウンターパートや住民に技術・知識の移転が難しい活動であったため、持続性も当然低く抑えられると考えられる。