(1999年2月、在フィジー大使館)
援助形態 | 無償資金協力 |
協力年度 | 1989、90年 |
協力金額 | 11.15億円、4.9億円 |
相手国実施機関 | ヴァヌアツ担当相 |
協力の内容 | ヴァヌアツの主要空港であるバウアフィールド空港の整備。 |
1.効率性
滑走路建設工事等の他プロジェクトとも連携が取られており、効率的な案件であった。
2.目的達成度
我が国が協力を行ったターミナルビル及びエプロン等の完成により、バウアフィールド空港が機能的に完成して、ヴァヌアツ政府の目標である観光業の振興等の目的達成に役立っていることからも、目的はおおいに達成された。
3.インパクト
1990年には34,728人だった観光客が、飛行機の増便等の要因により97年には49,624人となり毎年増え続けている。これも空港の完成による要因が大きいと評価できる。
4.妥当性
ヴァヌアツは南太平洋の島国であるという地理的条件により航空輸送の果たす役割は極めて重要なものとなっている。同国政府は第二次国家計画の中で国際線のサービスの拡大を目標として掲げた。この計画を支援すべく本案件は同国にとり重要な案件であると位置づけられる。
5.自立発展性
政府予算により維持管理・運営が行われており、本件に関しては自立発展していると言える。
![]() 国際線ターミナルビル |
![]() 国際線ターミナルビル内部 |