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インド 農業機械検査・普及センター機材整備計画


(1998年2月、在インド大使館)


〈プロジェクト概要〉
 援助形態  無償資金協力
 協力年度  1987年度
 協力金額  3.71億円
 相手国実施機関  農業省
 協力の内容  農業機械の検査機材の供与


〈評価要旨〉

1 効率性

 特注で製造された油圧力、流量等検査機械が動作不良をおこす度に日本からエンジニアの派遣が必要となり、援助効率が十分高くなっていない面もある。

2 目標達成度

 高性能検査機材供与されたことにより格段の精度で検査が可能となり、また、時間短縮が図られた。

3 インパクト

 農業機械の検査の精度向上、迅速化に貢献するとともに結果的に農業機械の性能向上に資している。機械化が進み、農産物の生産拡大が図られた。

4 妥当性

 農業機械を有効活用することにより、基幹産業である農業の生産を拡大し、農家の生活レベル向上に資するものであり、妥当性が認められる。

5 自立発展性

 供与された機材は適切に管理されている。検査する費用は政府が負担している。

6 今後必要とされるフォローアップ

 油圧力、流量等を検査するための機械が動作不良を起こしており、原因を特定するとともに必要な対応を行うことが重要である。

7 将来他のプロジェクトを実施する場合に教訓として活かされるべき事項

 特注の機材を供与する際には供与先の技術レベルを十分考慮の上、十分メンテナンスが可能なものに限定すべき。


(写真)動力検査機械


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