(1996年3月在ガーナ大使館)
<案件概要>
1. 援助形態 :無償資金協力
2. 協力金額 :1990年度3.67億円、1991年度7.29億円、1992年度1.72億円
3. E/N署名日 :1990年8月9日、1991年6月18日、1992年6月3日
4. 相手国実施機関:ガーナ道路庁
5. 協力の内容 :ガーナの最重要道路の一つであり、産業の維持発展に極めて重要な国道一号線の交通を確保するために、老朽化が著しい旧ビポソ橋に替わる新橋を建設。
<評価要旨>
1. 案件の維持・管理状況
本橋は、維持管理が比較的容易なタイプであるとともに、ガーナ道路公社管理課がチェックしているため、維持管理状態は良好である。
2. 案件の選定・形成の適正度
ガーナの3大工業地帯の二つを結ぶ、同国の経済発展に極めて重要な国道一号線上に、維持管理が容易でかつガーナ国内の輸送能力から2車線の新橋を建設したことは、適切な判断であった。
3. 当初目的の達成度及び効果
交通量が2倍以上に増加しており、東西の工業地帯の物流の増大に大きく寄与している。
4. 環境への影響/WID(途上国の女性支援)への配慮
特になし。
5. 今後必要とされるフォローアップないしアフターケア
特になし。