(1996年4月在パキスタン大使館)
<案件概要>
1. 援助形態 :有償資金協力
2. 協力金額 :153.00億円
3. E/N署名日 :1987年7月5日
4. 相手国実施機関:カラチ電力供給公社
5. 協力の内容 :ビンカシム火力発電所の5号機200㎜の増設
〈評価要旨〉
1. 案件の維持・管理状況
2. 案件の選定・形成の適正度
プロジェクト選定・形成に際し以下の要素が考慮されており、適正。冷却水:海水を利用。燃料輸送:カラチの精油所等から供給。送電線、変電所:各号機の運転開始にあわせて増設。環境対策:大気汚染、水質汚染、温排水等にっき入札仕様上配慮。
3. 当初目的の達成度及び効果
4. 環境への影響/WID(途上国の女性支援)への配慮
5. 今後必要とされるフォローアップないしアフターケア
特になし。
6. 将来他のプロジェクトを実施する場合に教訓として活かされるべき事項
同発電所の環境への配慮は徹底しており、将来の他のプロジェクトの範となるものである。