2000年3月、「援助評価検討部会」から外務大臣に提出された「『ODA評価体制』の改善に関する報告書」を受けて、同年7月、同検討部会の下に「ODA評価研究会」(委員長:牟田博光・東京工業大学教授)が設置されました。開発援助評価分野の専門家、学識経験者、経済団体、NGO(非政府組織)関係者のほか、外務省、国際協力銀行(以下「JBIC」と記す)及び国際協力事業団(以下「JICA」と記す)が委員(14名)として、また、ODA関係17省庁(当時)と会計検査院の関係者がオブザーバーとして参加し、8回に亘り研究会を開催した結果、2001年2月、河合援助評価検討部会長より、外務大臣に報告書が提出されました(「ODA評価研究会」報告書の主たる提言については、囲み記事を参照)。なお、「ODA評価体制の改善に関する報告書」及び「ODA評価研究会報告書」の全文は外務省のホームページ(http://www.mofa.go.jp)に掲載しています。