※NGO:非政府組織(Non-Governmental Organizations)
(平成14年6月19日開催)
【議題及び議事骨子】
1.第2次ODA改革懇談会フォローアップ
外務省より、ODA改革の方向性及び今後の具体的取組みにつき説明を行った。
2.NGO・外務省定期協議会のあり方
以下の通り全体会議及び小委員会を設置することで合意した。
(1) |
全体会議
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協議内容 |
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国際協力に関するNGOと外務省の基本的な関係、小委員会での協議事項の確認等をテーマとし、年2回開催。 |
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NGO側参加者 |
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基本的に小委員会の代表が参加。その他NGOにもオブザーバーとして広くオープン。 |
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(2) |
ODA政策協議のための小委員会
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協議内容 |
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ODA中期政策、国別援助計画等のODA政策全般をテーマとし、原則年3回開催。 |
● |
NGO側参加者 |
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NGO側で選定(環境・人権・債務救済関連NGOも対象)。オブザーバー参加も可。 |
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(3) |
NGO・外務省連携推進小委員会
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協議内容 |
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新規及び既存のNGO支援策をテーマとし、原則年3回開催。 |
● |
NGO側参加者 |
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NGO側で選定(ネットワーク型・開発協力型NGOを対象)。オブザーバー参加も可。 |
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3.外務省タウンミーティングについて
7月20日に大阪で開催されるタウンミーティングにつき、外務省より概要を説明した。
4.WSSD第4回準備会合について
外務省より、概要説明とともに、NGO側への参加を呼びかけた。
5.カナナスキス・サミットについて
6月26日から開催されるG8サミットにつき、外務省より概要を説明した。
6.国際会議へのNGO参加問題について
NGO側より、1月のアフガニスタン復興支援国際会議における一部NGO参加拒否問題を受けて2月7日に記者発表をした提言に関連し、以下のとおり趣旨を説明した。
(1) |
政府主催の国際会議へのNGO参加基準を明確にして欲しい。
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(2) |
NGOの意見が政策に反映されるためのメカニズムを作る必要がある。
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(3) |
国際会議等にNGOを参加させたい場合、推薦はNGO側に任せて欲しい。
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7.日本NGO支援無償について
本年度から導入される本件スキームにつき、外務省より概要を説明した。