参加希望 ODA出前講座

第194回ODA出前講座 開催報告
~信州大学~ 感想(抜粋)

日本は世界でどのような位置付けなのかがよく分かりました。自分が住んでいる日本なのに,その日本のことをよく分からないままで生きてきたことを実感しました。一番驚いたことは,今ある東名高速道路や黒部ダムなどはかつて日本が海外から受けていた援助によって建設されたものだということです。過去に助けてもらった日本なのだから,もっと日本が今,途上国を支援すべきだと思います。
海外の人から見る日本と,日本に住んでいる私達から見る日本とでは感じ方に差があると思いました。また,改めて海外と比較してみると意外にも自分の国のことを分かっていないと感じました。日本は食糧自給率やエネルギー自給率が圧倒的に低く,海外の国から輸入しなくては生活できません。だからこそ,他国との繋がりをもっと大切にするとともに,もっと日本のことについて知っていく必要があると思いました。
日本の現実やODAのことを詳しく知れてよかったです。ボランティアには興味があり,楽しいことだと思っていましたが,「幸せ」の観点から国際協力をみていくのはおもしろかったし,改めて協力とはどういうものかを考えることが出来ました。ボランティアをすることは相手のためだけでなく,なにか自分にも返ってくる,それは物とかお金とか形があるものではないけれども,とても大切なものだと感じました。
グローバル化が進む中で,自国のことだけを考えていればよい時代ではないと思います。幸せとは経済的な豊かさだけでなく,人に貢献して初めて感じられるものであると思いました。国際協力の大変さを知るとともに,とても興味を持つことが出来ました。
日本と世界の関係を学び,国際援助の大切さを再認識できました。今まで,国際協力とは,先進国による途上国に対する一方的な援助というイメージでした。しかし,本当の国際協力は,途上国の人にも自らの存在の必要性を感じてもらい,途上国でも他国のために貢献できるという自信へと繋げていくことが最も大切であると考えさせられました。
海外の人が日本に抱いているイメージと日本の現実にギャップがあると感じました。日本のODAをみて驚いたのは,世界有数の先進国と呼ばれている日本であるにもかかわらず,ODA支出額がとても少ないことです。他国に依存しながら発展してきた国であるため,他国に還元しなければならないと思います。
私は来年の夏,東南アジアにボランティアに行こうと友人に誘われていて,迷っていましたが,今回の講義を聞いて,行きたい気持ちが大きくなりました。現場でしか体験できない事をして,充実した幸せを感じてみたいと思います。
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