ODAとは? 援助政策

対ニカラグア国別援助計画(概要)

1.対ニカラグア経済協力を取り巻く状況

(1)経済協力の意義

中南米における最貧国支援(地震・ハリケーンや長期内戦等の後遺症による基礎的社会基盤整備の遅れ、基幹産業の欠如、乏しい資源)
同国の民主化確立は、中米域内全体の平和と安定のために重要。

(2)開発上の課題

資源もなく、疲弊した経済の基礎造り
貧困対策、基礎インフラの整備、農牧業の推進、
生活環境分野の改善、自然災害の克服、ガヴァナンス


2.今後の対ニカラグア経済協力

対ニカラグア国別援助計画のポイント

(1)我が国経済協力の目指す方向性

貧困層に直接裨益する基礎的生活分野への支援
持続可能な経済社会開発と民主主義の確立に資する支援
無償資金協力と技術協力を中心に実施

(2)重点分野

農業・農村開発(貧困問題の解決)
保健・医療・教育(施設の整備と人材育成)
道路・交通インフラ(経済成長の基盤整備)
民主化支援(政治・経済的安定の基礎)
防災(社会的不安定さの解消)

(参考)主要経済指標

  1990年 1995年 1999年
人口(万人) 385 437 492
名目GNP総額(億ドル) - 16.6 20.1
一人当たりGNP(ドル) - 380 410
経常収支(億ドル) -3.9 -5.7 -5.9
財政収支(百万コルドバ) -293 -69 -
対外債務残高(億ドル) 107.1 103.6 69.9
為替レート
(1US$=コルドバ)
140.92 7.55 11.81
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