2015年2月
平成26年12月2日,3日
マレーシア(クアラルンプール)
日本国外務省,マレーシア首相府経済企画院(EPU)
アジア・大洋州地域17か国及び3開発パートナー機関から約44名が参加。
豊田欣吾 外務省国際協力局審議官(日本)
ニック・アズマン EPU副長官(マレーシア)
窪田博之 外務省大臣官房ODA評価室上席専門官(日本)
モハマド・ラジフ EPU環境資源局次長(マレーシア)
(1)ODA評価の手法やODA評価に関わる課題について,アジア・大洋州地域における理解を増進し,評価能力を向上させること。
(2)ODA評価能力の向上を通じて,ドナー国側の援助効率化のみならず,パートナー国側のオーナーシップ・透明性の向上を目指すこと。
(3)ODA評価における日本のリーダーシップを発揮し,アジア大洋州地域における日本のプレゼンスを高めること。
アジア大洋州地域におけるODA評価能力の向上を目的として,二国間援助に対する各国の評価体制と実践,地域的開発協力の評価制度,およびモニタリング・評価が直面するチャレンジの多様化について情報共有・意見交換を行った。会議では,より効果的な開発政策,事業形成のためのツールとして,また国内の説明責任の明確化の手段として,評価機能の整備への国内各方面からの期待が高まっていることが伺える一方で,方法論や体制整備,結果の活用などについては試行錯誤が続いている現状が報告され,活発な議論が行われた。
(写真集,共同議長サマリー,参加者リスト,日程表)