ODAとは? ODAちょっといい話

日本国民の皆様へ ありがとう!

ミャンマー連邦
「パカンジ村小学校建設計画」
完成式典(平成10年7月27日)

 完成式典は、生徒によるマーチングバンドの歓迎の中、盛大に行われました。
 この小学校には、付近の村落から約400名の子供たちが通っています。今までの校舎は、約50年前に竹材等で建てられたもので、校舎の痛みが激しいため、乾期の間、授業は校庭の樹木の下で行われていました。しかし、雨期になるとそれもままならず、授業が中断されることもしばしばでした。
 この状況を見かねて、村で活動している日本のNGO団体、オイスカのスタッフが小学校に日本政府の草の根無償資金協力制度を紹介しました。そして学校長より新校舎建設のための資金協力要請が在ミャンマー日本大使館に寄せられたのです。
 今後、オイスカを通じて、この小学校では日本の小学校との絵画交流や、植林を通じた環境教育が予定されています。この新校舎建設により、子供たちの教育環境を改善しただけでなく、日本とミャンマーの友好親善を一層深めることにもなったのです。

案件概要:平成8年度草の根無償資金協力

 ミャンマー中央部の乾燥地帯、マグエ管区パコック地区ヤサジョ・タウンシップ・パカンジー村の小学校校舎を建て替え(木造ブロック造り2階建て、6教室の建設費、14,160米ドル)、児童のための学校教育基盤整備に寄与することを目的としたもの。

新校舎と子供たち 今までの校舎
このページのトップへ戻る
目次へ戻る