参加希望 グローバル教育コンクール

地球を学び、未来をつくる!
~第二回 開発教育/国際理解教育コンクール~

開発教育/国際理解教育ワークショップ

 2005年10月2日(日)、開発教育/国際理解教育ワークショップを、「グローバル・フェスタJAPAN 2005」(10月1日・2日開催:日比谷公園)にて行いました。ワークショップでは、映像素材部門の外務大臣賞、経済協力局長賞それぞれの作品が紹介されたほか、一般来場者を交えて、日本の日常にない生活道具や楽器を使用しての選択式クイズやオスマンサンコンさんの講演会を実施しました。


会場全体の様子

客席の様子
作品紹介

作品紹介の様子

<応募数>
 第ニ回開発教育/国際理解教育コンクールでは、全国の小学校、中学校、高校等の先生と大学生、そして海外の日本人学校の先生から応募があり、作品総数は221点におよびました。選考の結果、外務大臣賞(大賞)2作品、経済協力局長賞(特別賞)2作品、入選10作品が入賞となりました。

<審査の基準>
 下記の6点をポイントに厳正なる審査を行いました。

  1. 子どもや人間の生活が見えること
  2. 自然な(作為的でない)姿であること
  3. コミュニケーションの輪が広がること
  4. 学習素材として使える(奥行きのある素材)こと
  5. 教師にとり指導のイメージがしやすいこと
  6. ODA広報にも資すること

ワークショップ(「何だろう?クイズ」)の様子


クイズ出題の様子

実物を確認する来場者

解答の様子

 会場に集まった一般来場者を中心にして、日本の日常にない生活道具や楽器を使用しての選択クイズを行いました。当日使用した道具や楽器、ワークショップの流れは下記の通りです。

<使用した道具・楽器>


東アフリカ(エチオピア)の
「木の枕」(旅枕)

西アフリカ牧畜民が使う
子山羊をつつく針

マダガスカルの「雨の木」
(雨乞い棒)

<ワークショップの流れ>

(1)実物を紹介します。
(2)司会者から実物をさわった感想を発表してもらいます。
(3)見た目とさわった感想を参考に、来場者には3つの選択肢から答えを予想してもらいます。
(4)解答後、その道具や楽器から読み取れる日本にはない人々の生活や文化の説明をしてもらいます。
*桜美林大学「草の根国際理解教育支援プロジェクト」協力

講演会(オスマンサンコンさんが語るギニア)の様子


ギニアを説明するサンコンさん

ギニアの歯ブラシを紹介

 アフリカ・ギニア出身で開発途上国の生活に精通されているオスマンサンコンさんを招き、司会を交えながらご自身の体験談などをお話いただきました。

民族衣装体験コーナーの様子

 「グローバル・フェスタJAPAN 2005」の外務省ブースでは、外国の民族衣装に包まれた自分自身を見つめ直し、異文化に対する親近感を持ってもらい、価値認識を高めてもらうことを目的に、アジア・アフリカ・中南米の発展途上国を中心に世界各地の民族衣装約30数点を展示し、見学された方々に好きな衣装を着ていただきました。

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