教材部門・実践授業例部門 表彰セレモニー
2005年2月26日(土)、本コンクール教材部門・実践授業部門の表彰セレモニーを、全国海外子女教育国際理解教育研究協議会主催『第11回 子どものための日本語教育・国際理解教育フォーラム』にて行いました。表彰セレモニーでは、受賞者への表彰状および副賞授与のほか、受賞者によるプレゼンテーションも行われました。
■応募数
全国の小学校、中学校、高校、養護学校の先生と大学生、そして海外の日本人学校の先生、NPO・NGOや各種団体の方々から応募があり、作品総数は教材部門19、実践授業例部門46におよびました。
選考の結果、教材部門は大賞1作品、特別賞1作品、実践授業例部門は大賞1作品、特別賞1作品、入選3作品が入賞となりました。
■審査の基準
下記の点をポイントに厳正なる審査を行いました。
【教材部門】
- (1) オリジナリティ
- 実践に独自性がみられる。
- (2) 子どもの学習の役立つもの
- 子どもが楽しみながら学習できるもの。
- (3) 他の実践に役立つもの
- 教材は、閉じられたものではなく、他の実践に役立つものでなければならない。
- 一般化、つまり他の学校や教員が使えるもの。
- (4) コミュニケーションの輪が広がるもの
- その教材をもとにコミュニケーションの輪が広がり、学習が広がっていくもの。
【実践授業例部門】
- (1) オリジナリティ
- 実践に独自性がみられる。
- (2) 学習の深まり
- 子どもたちの学習が深まる工夫がみられる。
- (3) 学習の広がり
- この実践が閉じられたものでなく、指導、学習とも 広がりがみられるもの。
- (4) 指導の視点の明確化
- ねらいの明確化、実践の流れ・教材化などの指導の視点がはっきりしていること。
■出席者(敬称略)
【受賞者】
松井 聰(市川市立福栄中学校)
松越 正純(富山県国際理解研究会/富山県民生涯学習カレッジ)
安田 幸典(岐阜市立華陽小学校)
【プレゼンテーター】
塚田 玉樹(外務省経済協力局政策課 企画官)
【審査員】
高橋 順一(桜美林大学 教授)
生野 康一(全国海外子女教育国際理解教育研究協議会 事務局長)
宇土 泰寛(全国海外子女教育国際理解教育研究協議会 副会長)
滝 多賀雄(全国海外子女教育国際理解教育研究協議会 副会長)
塚田 玉樹(外務省経済協力局政策課 企画官)
■表彰の様子

受賞者へは外務省経済協力局塚田企画官より表彰状の授与が行われました。
■受賞者によるプレゼンテーションの様子
受賞者から、作品についてのプレゼンテーションが行われました。
また会場では、各部門の入賞作品が展示されました。

受賞者によるプレゼンテーション |

入賞作品の展示 |