

実践部門 入賞作品
特別審査員賞
氏名
作品タイトル
- 「住みよいくらしと環境」
*バーチャルウォーターで世界を見ると
取り上げた国・地域
教科・分野
期待できる学習効果
- この学習で子どもたちは、外国の気候の違いから「食糧の輸入は、水の輸入である」ことに気づき、「水」が抱えている地球的規模の環境問題を追及していくことになる。キーワードは、バーチャルウォーター貿易。学習の流れの中で、子どもたちに身近な水「マオイの名水」とかかわっていき、「地域の人とかかわる力」(コミュニケーション能力)を身につけていく。やがて、子どもたちには、こんなに身近で、しかも大切な水が抱えている問題に対して、「何か行動をおこそうとする心」が芽生えていくと考える。
アピールポイント
- 本単元では、「環境について考える」という社会科の学習内容を大切にしながら、さらに価値ある教材にするために、国際理解教育の視点で「水」(*バーチャルウォーター貿易を通して)を教材として扱うことにした。
受賞理由
- 単なる開発教育・国際理解教育にとどまらず、日本の食糧問題に対して考える機会にもなっていることが評価のポイント。日本が輸入する農産物が、海外の水消費につながってしまっているバーチャルウォーター(仮想水)の問題から、開発教育・国際理解教育にうまくアプローチをしている。