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One Love! 鳥取県とジャマイカ・ウェストモアランド県の姉妹提携10周年を迎えて
鳥取県輝く鳥取創造本部観光交流局交流推進課
中南米のカリブ海に浮かぶ陽気で明るい国ジャマイカ。そんなジャマイカと鳥取県とのつながりをご存知でしょうか。
1 鳥取県とジャマイカの交流
鳥取県は2007年、2015年及び2025年に世界陸上選手権大会に参加するジャマイカ陸上チームの事前キャンプを受け入れました。事前キャンプでは、公開練習や選手のサイン会、陸上競技を通じた青少年との交流が行われ、ジャマイカは県民にとって印象深い国となりました。
2015年、ジャマイカの西端に位置するウェストモアランド県から、姉妹都市提携を希望する書簡が届いたことをきっかけに、鳥取県は、日本とカリブ共同体(カリコム)諸国との間での地方交流としては初めてとなる姉妹提携を2016年に締結しました。
姉妹提携署名式の様子(左:ウェストモアランド県モーア知事(当時)、右:鳥取県平井知事)
2 青少年交流—大阪・関西万博におけるジャマイカ・ナショナルデーへの出演—
鳥取県とウェストモアランド県は友好関係の深化のため、マラソン交流・職員相互派遣・技術交流などを実施してきました。その中でも青少年交流は両県の交流の要といえます。
2025年は、両県間の青少年交流において歴史に残る新たな1ページとなりました。独立63周年を記念するジャマイカ・ナショナルデーが大阪・関西万博で行われることとなり、鳥取県立岩美高等学校吹奏楽部と、鳥取県が招聘したジャマイカ青少年団が万博ステージに出演する機会を得たのです。
本番に向けて、日本とジャマイカでそれぞれ約4カ月にわたり演奏やダンスの練習を行いました。この日のために制作したオリジナルのダンスは、日本12名とジャマイカ12名の生徒がペアになって行うもので、日本の文化を取り入れたお辞儀から始まり、最後にはペアで大きなハートを作るというパフォーマンスもあり、日本とジャマイカの友好関係が感じられるものとなりました。
本番では、ジャマイカ人レゲエ歌手ボブ・マーリーの代表曲「One Love」に合わせて、約500人の観客の前でコラボダンスを披露し、会場は歓声に包まれました。
日・ジャマイカ青少年のコラボパフォーマンス
3 姉妹提携10周年記念事業
2026年に両県は姉妹提携10周年を迎え、日本とジャマイカの両国で10周年記念事業を実施しました。
2026年6月には、ウェストモアランド県から陶芸家のダナ・ボー氏が来県して「陶芸交流事業」を実施し、県内の窯元において、陶芸家同士の交流を行ったほか、地元小学校で児童に向けてジャマイカ文化講座を実施し、互いの文化について理解を深めました。
8月には、ジャマイカ閣僚や駐ジャマイカ日本国大使のご臨席のもと、ジャマイカにて10周年式典を執り行いました。平井知事は、ハリケーン・メリッサの被害に対するお見舞いの意を表するとともに、県民に募金を呼び掛け集まった支援金をデランシー知事に贈呈し、復興を祈念するメッセージを伝えました。デランシー知事からは、ハリケーン被害に対する支援への感謝と多様な分野での交流発展への期待が示され、両知事は、両地域の交流が両国の友好に貢献することを確認しました。また、ジョンソン=スミス外務・貿易大臣からは、JETプログラムの下でジャマイカ人として初めてのスポーツ国際交流員として鳥取県に着任したクリスティン・デイ氏を通じて日・ジャマイカのスポーツ交流が進んだこと、また、万博における青少年交流で培った日本とジャマイカの友情は将来に向けた両国の友好を促進するとの発言がありました。
鳥取県とウェストモアランド県との交流が今後も続き、15周年、また20周年と新たな節目を迎えていくことを願ってやみません。
10周年式典の様子(左から)ウェストモアランド県知事夫人、リチャーズ外務・貿易省多国間担当次官補、デランシー・ウェストモアランド県知事、平井鳥取県知事、ジョンソン=スミス外務・貿易大臣、マッケンジー地方政府・地方開発大臣、丸山駐ジャマイカ日本国大使、浜崎ジャマイカ鳥取議連会長
