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フィリピン共和国・セブ市による姉妹都市提携の希望
令和元年10月16日
在セブ領事事務所
フィリピン共和国セブ州セブ市は日本の都市との姉妹都市提携を希望しています。以下,セブの概要をご紹介いたします。
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セブの海岸
1 市の概要
基礎的データ
- 所在地:フィリピン共和国セブ州セブ市(セブ州の州都)
(北緯10度19分,東経123度54分) - 市面積:315平方キロメートル
- 人口:922,611人(2015年)
なお,セブ市及び周辺の12の自治体から構成されるセブ都市圏(メトロセブ)ベースでは285万人(面積は1163平方キロメートル)。 -
- 他国との姉妹都市:
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- (1)ハールレメルメール市(オランダ)
- (2)台湾(台湾)
- (3)厦門市(中国)
- (4)チューラビスタ市(米国カリフォルニア州)
- (5)サリナス市(米国カリフォルニア州)
- (6)ホノルル市(米国ハワイ州)
- (7)トロント市(カナダ)
- (8)キッチナー市(カナダ)
- (9)グアダラハラ市(メキシコ)
- (10)ウラジオストク(ロシア)
- (11)麗水市(韓国)
- (12)バルセロナ市(スペイン)
- (13)パラマタ市(オーストラリア)
- (14)サボロザ(ポルトガル)
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- 他国との友好都市:
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- (1)コルトライク市(ベルギー)
- (2)武漢市(中国)
2 セブ市の歴史

セブは1521年世界一周航海の途次,マゼランが渡来した地であり,その後,約3世紀にわたりスペインの植民地として統治されました。スペインから派遣された初代総督,レガスピが1571年に首都をマニラに移すまでの間,セブはスペイン統治領としてフィリピンの首都でした。
1898年,フィリピンは米国の支配下に置かれ,第二次大戦を経て,1945年に独立しました。
3 セブ市の特徴および我が国との関係
- (1)セブ市はフィリピン第二の都市であり,世界的に著名なリゾート地であるほか,市内に経済特区があるため,我が国はじめ世界各国から企業が進出しており,日本企業は71社が進出しています。
- (2)セブから日本には,成田空港行きが毎日2便,中部国際空港行きが週5便(夏期及び年末年始は6便),関西空港行きが毎日2便,いずれも直行便(フィリピン航空)が運航しています。
- (3)セブ市は近年,日本を始め主としてアジア各国より語学(英語)短期留学先,定年退職後の滞在先としても人気が高まり,これらの滞在者も増加しています。
- (4)セブ市は世界的に著名なリゾート地であるため,治安も安定しています。また,ガルシア・セブ州知事,ラベッラ・セブ市長とも親日家であり,セブ市民の対日感情も良好です。
4 その他

毎年1月には「シノログ」と呼ばれる大規模なお祭りが開催され,街中がパレードで大変賑わいます。