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令和3年1月20日

横浜市都市整備局国際園芸博覧会推進課

1 国際園芸博覧会とは?

(写真1)旧上瀬谷通信施設
  • (1)国際園芸博覧会は、国際的な園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決への貢献を目的に開催されています。A1(最高クラス)の国際園芸博覧会は、国際園芸家協会(AIPH)の承認及び博覧会国際事務局(BIE)の認定を受けて開催される国際的な博覧会です。日本では1990年に「国際花と緑の博覧会(花の万博)」が、アジアで初めてのA1の国際園芸博覧会として大阪で開催されました。横浜市も同じA1の国際園芸博覧会を開催します。
    【開催期間】
    2027年3月~9月
    【会場規模】
    主会場80~100ヘクタール
    【来場者数】
    1,500万人以上(見込み)
  • (2)テーマは、「幸せを創る明日の風景」。花や緑、農や食、大地や交流がつなぐ、感動を呼び、幸せを深め、明日を予感させる多彩な風景・シーンを創り出します。
     横浜には、花と緑やまちを支える市民力、企業・団体の活動があり、2017年の「全国都市緑化よこはまフェア」には600万人もの人々が訪れました。また、国際色豊かな開港都市として、世界中の方々をおもてなしするのにふさわしい舞台でもあります。

 旧上瀬谷通信施設(注)において、花と緑をシンボルに、生命感と未来の種にあふれた国際園芸博覧会が開催されることで、基地跡地のまちづくりが進み、次世代に向けた持続的な環境創出や新たな経済の活性化に貢献します。さらに、世界の子どもたちに感動を与え、横浜から明日に向けた創造的な提案や友好と平和のメッセージの発信にもつながります。

(注)旧上瀬谷通信施設は横浜市の北西部(旭区・瀬谷区)にある面積約242ヘクタールの平坦な土地です。長年米軍に提供していましたが、2015年6月に返還されました。農業振興と都市的土地利用による新しいまちづくりを進めており、郊外部の活性化拠点として大きなポテンシャルを有しています。

2 全国的な推進組織設立

(写真2)設立総会・記念式典の様子

 令和2年11月6日、博覧会協会(仮称)の設立準備や全国的な機運醸成等を目的とした「2027国際園芸博覧会推進委員会」(会長:中西日本経団連会長)の設立総会・記念式典を開催しました。
 設立総会では、委員会の設立、令和2年度の事業計画等が承認されました。また、記念式典では、国際園芸博覧会をPRするための「推進ロゴマーク」を会長代行の林文子横浜市長から発表しました。

3 広報動画

(写真3)「2027横浜 国際園芸博覧会への期待 専門家に聞く」の様子

 国際園芸博覧会の開催に向けて、様々な方にその目的や意義をお知らせし、園芸博に関心を持ってもらい、より多くの皆様の積極的な参加につなげていくため、概要をまとめるとともに、専門家に国際園芸博覧会への期待についてお聞きしました。

「2027横浜国際園芸博覧会 概要」(約7分)
「2027横浜国際園芸博覧会への期待 専門家に聞く」
  • (1)東京農業大学 准教授 福岡孝則氏
  • (2)株式会社サカタのタネ 代表取締役社長 坂田宏氏
    (各約14分)

 以下のホームページよりご覧いただけます。

 このように横浜市は、国際園芸博覧会に向け、着実に準備を進めていきます。2027年に世界中から多くの方々が横浜にお越しになるのを楽しみにしています。

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