国連外交

令和5年10月4日
日本の国際民間航空機関加盟70周年記念レセプションにおける堀井外務副大臣ビデオメッセージ

 10月3日、カナダのモントリオールにおいて、我が国の国際民間航空機関(ICAO)加盟70周年を記念するレセプションが開催され、堀井巌外務副大臣が同会合へのビデオメッセージで祝辞を述べました。本レセプションには、ICAO事務局、各国代表、関係団体などから約190名が参加しました。

  1. 堀井副大臣は、我が国のICAO加盟70周年にあたり祝辞を述べ、シャキターノICAO理事会議長、サラサールICAO事務局長を始め、加盟国及びICAO事務局に敬意を表しました。
  2. また、コロナ禍の後、人の移動が再び活発化し、国際民間航空の安全確保とその発展に取り組むICAOの重要性が国際社会で再認識されている旨言及したほか、度重なる北朝鮮によるミサイル発射やロシアによるウクライナ侵略等、激動の世界情勢の中で空の安全を守る国際機関としてICAOの責務と役割が益々重要になっている旨述べました。
  3. また、近年では、航空分野における国際ルールの策定・実施だけでなく、気候変動やテクノロジーの進化への対応等、地球規模の新たな課題においても、ICAOが主導的な役割を果たしている旨述べました。
  4. また、本年5月末には、シャキターノ理事会議長を日本に招待し、政府関係者及び我が国の航空業界ハイレベルとの意見交換や大学生やメディアとの対話を通じて、同議長に航空及び環境保護に関する国際協力についての日本の取組への理解を深めていただいた旨言及しました。
  5. 最後に、引き続き世界の民間航空の発展に向けて積極的な貢献を行っていく強い決意を示し、様々な面からICAOでの議論をリードしていく旨述べました。
ICAO加盟70周年記念レセプション全体の様子
ICAO加盟70周年記念レセプションでの堀井外務副大臣ビデオメッセージの様子
(参考)別添PDF

 堀井巌外務副大臣のビデオメッセージ(和文(PDF)別ウィンドウで開く英訳(PDF)別ウィンドウで開く


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