食料安全保障

令和2年7月31日

1 概要

 国際穀物理事会(International Grains Council)は「1995年の穀物貿易規約」(注1)の運用機関。1995年に国際小麦理事会を改組。以来、穀物(注2)の貿易に関する国際協力の促進、貿易の円滑化、国際穀物市場の安定への寄与、穀物貿易に関する情報交換の場の提供を行う。
(注1)「1995年の穀物貿易規約」と、途上国への食料援助のための「食糧援助規約(Food Assistance Convention)(2012年6月末に「1999年の食糧援助規約」(Food Aid Convention)が終了し、2013年1月から新たに開始)の2つの法的文書により「1995年の国際穀物協定」を構成。
(注2)IGCにおける穀物とは、主に国際貿易の対象となる小麦・大麦等の麦類、トウモロコシ、米、ソルガム、大豆・菜種等の油糧種子で、理事会で定めた品目を指す。

2 設立年月日及び協定期間

設立年月日:1949年8月1日(国際小麦理事会として設立)
現在の協定:1995年協定

3 加盟国

28か国及び欧州連合(2020年7月現在)

輸出国:
アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、欧州連合、インド、カザフスタン、ロシア、セルビア、トルコ、ウクライナ、アメリカ
輸入国:
アルジェリア、コートジボワール、キューバ、エジプト、イラク、イラン、日本、ケニア、韓国、モロッコ、ノルウェー、オマーン、パキスタン、サウジアラビア、南アフリカ、スイス、チュニジア、バチカン

4 事務局

所在:ロンドン(英国)
事務局長:Arnaud Petit(フランス出身、2018年2月に就任。任期5年、再選1回まで)
職員数:16名

5 予算

2020/2021年度分担金総額:1,512,000英ポンド(毎年度予算委員会で諮り、理事会で決定)
日本の分担金:122,472英ポンド(17,375千円)(分担率8.10%)

6 国際穀物理事会の活動

 IGCは、穀物の貿易に関する国際協力の促進、貿易の円滑化、国際穀物市場の安定への寄与、穀物貿易に関する情報交換等を目的に、穀物・油糧種子価格指数(GOI)の算出・公表、穀物市場に関するレポートの作成、穀物カンファレンスなどを実施。また、加盟国間の情報交換及びIGCの活動方針を審議する運営組織として、年2回理事会を開催(6月、12月)するほか、運営委員会(年2回、理事会の前に開催)、市況委員会(年2回、通常3月、9月)、予算委員会(年1回、通常4月)等を開催。


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