国際機関を通じた協力

令和6年11月19日
  1. 本拠出金は、教育、自然科学、人文・社会科学、文化、コミュニケーション・情報といった、ユネスコが所掌する専門分野において、日本が得意とする技術や知識等を提供する形でプロジェクトを戦略的に実施することを通じて、ユネスコ本来の設立目的に沿った事業を推進することを目的としているものです。
  2. 2018年に設立されて以来、これまでの拠出総額は、令和5年10月現在、約1,821万ドル(18,205,563ドル)、日本円で約21億円(2,118,384千円)です。

実施中案件

  案件名 対象国/地域/場所 実施期間
1 アジア太平洋地域のレジリエントな世界遺産都市のための気候変動対策の推進力 アジア太平洋地区の世界遺産都市(20か国47地域) 2024年3月~
2 ザンジバル・ストーンタウンのマジェスティックシネマ修復保全支援 タンザニア 2022年10月~
3太平洋地域で唯一の危機遺産東レンネルにおける災害対応力強化に向けた地元先住民コミュニティ支援ソロモン諸島2022年10月~
4アンコール遺跡修復保全事業(第6期)

注:文化遺産保存日本信託基金下で開始
カンボジア2022年4月~
5倫理的リスクに配慮したAI技術への対応支援(アフリカ及びSIDS)南アフリカ、ナミビア、モザンビーク、ジンバブエ、マラウイ、ボツワナ、ケニア、ルワンダ、コンゴ(民)、チャド、ガボン、モーリシャス、サントメ・プリンシペ、モルディブ、東ティモール、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ドミニカ共和国、フィジー、キューバ2022年2月~
6太平洋・カリブSIDSにおける無形文化遺産保全に関する能力強化

注:無形文化遺産保護日本信託基金下で開始
バハマ、ベリーズ、フィジー、トンガ、バヌアツ2022年1月~
7カリブ小島嶼開発途上国(SIDS)における自然災害に対する地域コミュニティ能力強化ドミニカ共和国、バハマ、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ハイチ2022年1月~
8サヘル地域における写本の保存と公開マリ、スーダン2022年1月~
9世界遺産「仏陀の生誕地ルンビニ」保全管理強化事業(第4期)ネパール2021年11月~
10シルクロード世界遺産推薦プロセス支援事業(第3期)アゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタン2021年11月~
11新型コロナ後の世界遺産サイトマネジメント:世界遺産サイトにおける保存、観光と生計向上戦略の統合ベトナム、チュニジア、カーボベルデ、ホンジュラス2021年6月~
12アフリカ地域世界遺産推薦のためのキャパシティビルディングブルンジ、ジブチ、赤道ギニア、エスワティニ、ギニアビサウ、リベリア、ルワンダ、サントメ・プリンシペ、シエラレオネ、南スーダン2021年6月~
13アンコール遺跡保存開発国際調整委員会(ICCアンコール)

注:文化遺産保存日本信託基金下で開始
カンボジア1990年~

実施済み案件

 案件名対象国/地域/場所実施期間
1 Hooked on Peace バングラデシュ、アジア太平洋地域 2022年3月~2024年5月
2 ガザ緊急支援(教育分野におけるメンタルヘルスケア及び心理社会的支援(MHPSS)) パレスチナ 2024年3月
3 ラテンアメリカ及びカリブ海地域の建築環境における減災のための能力構築 キューバ、ドミニカ共和国、グアテマラ、ペルー、メキシコ、ハイチ 2020年5月~2023年12月
4 レジリアート・アクセラレータ:ジンバブエにおける女性の創造的な起業家精神 ジンバブエ 2021年10月~2023年9月
5 小渕フェローシップ(若手研究者フェローシップ)・プログラム:第7フェーズ
 
注:人的資源開発日本信託基金下で開始
開発途上国 2018年6月~2023年8月
6 東南アジアにおける文書遺産の保全にかかる能力向上支援 ASEAN諸国、東ティモール 2020年7月~2023年6月
7 ニューロテクノロジー国際会議開催支援経費 ユネスコ本部 2023年6月
8 ジャーナリストの安全 エチオピア、ガーナ、ケニア、ナミビア、モザンビーク、セネガル 2020年10月~2022年12月
9 アフリカにおける水中文化遺産調査に関する能力形成および意識向上 ケニア、アンゴラ、ベナン、コモロ、ジブチ、エリトリア、マダガスカル、モーリシャス、モザンビーク、ナミビア、ナイジェリア、セネガル、セーシェル、ソマリア、スーダン、タンザニア 2019年6月~2022年12月
10 世界遺産「カスビのブガンダ王国歴代国王の墓」再建のための技術・財政支援事業

注:文化遺産保存日本信託基金下で開始
ウガンダ 2013年3月~2022年12月
11 アフリカの若手女性映画制作者の職業機会促進 南アフリカ、ケニア、ナイジェリア、ブルキナファソ、セネガル 2019年12月~2022年11月
12 レバノンにおける無形文化遺産保護条約の効果的な履行のための能力強化

注:無形文化遺産保護日本信託基金下で開始
レバノン 2018年7月~2022年9月
13 小島嶼開発途上国における持続可能な観光戦略を通じた世界遺産サイト保護支援のためのキャパシティビルディング(第2期) アンティグア・バーブーダ、バハマ、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ国、グレナダ、ガイアナ、ジャマイカ、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、スリナム、トリニダード・トバゴ 2019年9月~2022年9月
14 アジアにおける映画専門家の活性化 インドネシア、タイ、ベトナム 2019年8月~2022年8月
15 青少年市民参加のためのメディア・情報リテラシー ブルンジ、ブルキナファソ、ナイジェリア、ナミビア、ガボン、エチオピア、日本 2020年7月~2022年7月
16 ウクライナ・文化財遠隔モニタリング ウクライナ 2022年4月
17 ウクライナ・ジャーナリスト緊急支援 ウクライナ 2022年3月
18 アフリカウィーク開催経費 ユネスコ本部 2021年11月
19 1954年ハーグ条約第二議定書WG開催経費 ユネスコ本部 2021年6月
20 AIの倫理に関する勧告政府間特別会合開催経費 ユネスコ本部 2021年4月
21 メディアグローバルディフェンスファンド 全世界 2021年4月
22 AIの倫理に関する勧告バックグラウンド文書作成経費 ユネスコ本部 2019年12月
23 T4P(Together for Peace アジア太平洋地域 2019年6月~2022年1月
24 国際先住民言語年 全世界 2019年4月~2021年12月
25 AIの倫理に関するハイレベル会合経費 ユネスコ本部 2019年2月
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