国連外交
河野外務大臣のネルソン・マンデラ平和サミッ ト出席
平成30年9月24日



1 本24日(月曜日)午前9時30分頃(現地時間;日本時間同日夜)から約1時間,第73回国連総会出席中の河野太郎外務大臣は,国連内総会議場で開催されたネルソン・マンデラ平和サミットの開会式に出席し,午後のセッションにおいてステートメント(仮訳(PDF)/英文(PDF)
)を行いました。
2 河野大臣は,マンデラ氏が3度の訪日を通じて,日本の国造りと発展の歴史に強い関心を示したことに触れつつ,同氏と日本の関わりを紹介した上で,日本は,同氏の意志を継ぎ,来年の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)開催を含め,人間の安全保障の考え方に基づいて,平和構築に積極的に取り組んでいく決意を表明しました。
3 なお,本会合は,総会決議に基づき,ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の生誕100周年を祝し,世界平和,紛争予防,紛争解決,平和構築,人権の促進と保護,長期的開発イニシアティブを推進していくことを目的として開催されました。会合には,エスピノサ第73回国連総会議長,グテーレス国連事務総長,ムーサ・ファキAU委員会委員長を始め,我が国を含む国連加盟国の代表,国際社会や市民社会等の代表が出席しました。また,2019年から2028年を「ネルソン・マンデラ平和の10年」とすることを含む政治宣言(概要)(PDF)が採択されました。