ザンビア共和国
カパンブウェ・ザンビア共和国国連常駐代表による中根外務副大臣表敬
平成30年3月13日



3月13日,中根一幸外務副大臣は,我が国の招待により訪日中のラザロス・カパンブウェ・ザンビア共和国国連常駐代表(H.E. Mr. Lazarous Kapambwe)の表敬を受けました。
1 冒頭,中根副大臣は,カパンブウェ国連常駐代表の訪日を心より歓迎した上で,日本は高い潜在力を有するザンビアの多角的で持続的な経済成長のため,製造業や農業の活性化,インフラを含む社会基盤の整備,人材育成等を支援していきたい旨述べました。
2 これを受けて,カパンブウェ国連常駐代表から,ザンビアはその潜在能力を発揮して国を発展させていきたいと考えており,その観点から,製造業や農業に加え,人材育成やキャパシティ・ビルディングでも日本に支援いただいていることに感謝する旨の発言がありました。
3 両者は,安保理改革に関する文書に基づく交渉を早期に開始し,安保理改革の実現に向けた作業を加速化するため,日本とアフリカが協力していくことを確認しました。また,北朝鮮問題に関し,過去の教訓を踏まえ,北朝鮮の完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な方法での核・ミサイル開発の放棄を実現するために,最大限の圧力を継続していくことが必要不可欠との点で一致しました。さらに,中根副大臣から,拉致問題の早期解決に向け,理解と協力を期待する旨述べ,カパンブウェ国連常駐代表から,日本の立場を支持する旨の発言がありました。