国連外交
小田原外務大臣政務官の国連安全保障理事会公開討論出席(結果)
平成28年8月26日


小田原外務大臣政務官は,8月22日から23日まで,ニューヨークを訪問し,国連安全保障理事会閣僚級公開討論に出席したほか,国際機関の邦人職員と懇談しました。概要は以下のとおりです。
1 安保理公開討論
23日午前,小田原政務官は,「大量破壊兵器及びそれらの運搬手段並びに関連物質の拡散への対処における課題」をテーマにマレーシア副首相が議長を務める国連安保理公開討論に出席してステートメントを行い,北朝鮮による核実験や一連のミサイル発射を非難するとともに,非国家主体への大量破壊兵器の拡散防止を目的とする安保理決議第1540号の履行強化のための具体策等について提案を行いました。また,会合では,米英仏を含む他の安保理理事国からも,北朝鮮の挑発行動についての懸念が表明されたほか,テロリストによる放射性物質や化学兵器の使用を防ぐための核セキュリティや輸出管理の強化や無人航空機等の新たな技術への対応の必要性等について指摘されました。
2 国連機関に勤務する日本人職員との懇談
23日午後,小田原政務官はニューヨークの国連機関に勤める邦人幹部職員と懇談し,日本人職員の国連におけるプレゼンスの強化等について意見交換を行いました。