アフリカ

平成27年3月13日
 宇都隆史外務大臣政務官は,3月4日(水曜日)から3月6日(金曜日)まで,チュニジア及びセネガルを訪問し,各国要人との会談等を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 チュニジア訪問(3月4日~5日)

エシード・チュニジア首相表敬
エル・メンザ柔道場(チュニジア)視察
  • (1)宇都政務官は,チュニジアにおいて,エシード首相,アブドゥーリ国務長官,ジヒナウイイ大統領外交顧問と会談しました。宇都政務官の今次訪問は,エシード政権発足後初めての我が国政務レベルの訪問となります。
  • (2)それぞれの会談において,宇都政務官は,エシード政権発足への祝意を伝達するとともに,アラブの春以降,順調に改革を進めているチュニジアに対して我が国として引き続き支援をしていく旨伝えました。これに対しチュニジア側は,政務官の訪問を心より歓迎するとともに,引き続き我が国との関係を強化していきたい旨述べました。また,両国は双方の関心事項につき意見交換を行い,特に安保理改革について国連創設70周年の本年に具体的成果を出すために緊密に連携していくことを含め,国際場裡でも緊密に連携していくことを確認しました。
  • (3)さらに,宇都政務官は,我が国の草の根文化無償により実施されるエル・メンザ柔道場拡張計画の署名式に出席しました。宇都政務官は,署名に立ち会った後にチュニジアの柔道関係者との意見交換を行った他,我が国の経済協力により建設されたラデス・ラグレット橋及びラデス発電所を視察しました。

2 セネガル訪問(3月6日)

サル・セネガル大統領表敬
セネガル日本職業訓練センター視察
  • (1)宇都政務官は,セネガルにおいて,サル大統領への表敬及びンジャイ外相との会談を行い,既に良好な二国間関係を一層強化していくことに合意しました。また,地域の平和と安定に向けた協力や国際場裡での連携につき意見交換を行いました。特に,セネガルがアフリカの安保理改革のとりまとめにあたるC10の一員であることを踏まえ,安保理改革につき,国連創設70周年の本年に具体的成果を出すためにセネガルを含むC10との間で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
  • (2)さらに,宇都政務官は,我が国の経済協力で設置されたセネガル日本職業訓練センター(CFPT)を視察しました。
【参考】 宇都政務官の出張日程
3月4日(水曜日)
~5日(木曜日)
チュニジア着
アブドゥーリ国務長官との会談
ジヒナウイイ大統領外交顧問との会談
エシード首相表敬
エル・メンザ柔道場拡張計画署名式(草の根文化無償案件)
ラデス・ラグレット橋,ラデス発電所他視察
3月6日(金曜日)セネガル着
セネガル日本職業訓練センター(CFPT)視察
ンジャイ外相との会談
サル大統領表敬
同日 セネガル発

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