G7
G7外相会合(セッション3・ウクライナ情勢)
令和7年3月13日
現地時間3月13日午前11時45分(日本時間14日午前0時45分)から約70分間 、G7外相会合に参加するためカナダ・シャルルボワを訪問中の岩屋毅外務大臣は、ウクライナ情勢に関するセッションに参加したところ、概要は以下のとおりです(G7各国外相及びEU上級代表が参加)。
- 本セッションでは、ロシアによる侵略開始から3年を迎えるウクライナ情勢について、G7各国で率直な意見交換を行いました。各国からは、米国の和平に向けた努力への高い評価が示されるとともに、ロシアが前向きに対応するよう、G7として連携して対応していくことの重要性が指摘されました。また、G7としてのウクライナへの揺るぎない支持を改めて確認するとともに、ウクライナの安全を保証することの重要性が指摘され ました。
- 岩屋大臣からは、米国、欧州各国による和平に向けた努力を歓迎した上で、ウクライナにおける和平のあり方は欧州のみならずインド太平洋を含む国際秩序全体に影響を与えるものである旨指摘し、誤った教訓が導き出され得る状況が生まれることを許してはならない 旨述べました。
- また、岩屋大臣は、永続的な平和の枠組みを構築すること、米国の関与及びG7で結束して取り組むことが重要である旨指摘した上で、日本としても積極的に貢献する用意がある旨、官民一体の復旧・復興支援を通じて、永続的な平和のために不可欠であるウクライナの強靭性の向上に貢献していきたい旨述べました。