G7/G8
アフガニスタン情勢に関するG7外務・開発大臣会合
令和3年8月19日
ヨルダン・ハシェミット王国を訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間8月19日、15時30分(日本時間同日21時30分)から約90分間、アフガニスタン情勢に関するG7外務・開発大臣会合に出席したところ、概要は以下のとおりです。(G7各国の外相及びEU外務・安全保障上級代表ほかが出席)。
- 冒頭、本年のG7議長国である英国のドミニク・ラーブ英国外務・英連邦・開発大臣兼首席大臣(The Rt Hon Dominic Raab MP、 Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs and First Secretary of State of the United Kingdom)から、アフガニスタン情勢をめぐる英国の立場について説明がありました。
- 続いて、G7外相間で、現下のアフガニスタン情勢に関する評価や、アフガニスタンからの出国を希望する人々の退避、人道支援、人権、テロ対策等の課題、また今後の展望等について、率直な議論が行われました。
- 茂木大臣からは、アフガニスタンからの出国を希望する人々の安全な退避が最も重要な喫緊の課題であること、人道危機の回避に手を尽くすべきであり、アフガニスタン国内における人道支援機関の要員の安全、アクセス、活動の自由の確保が重要であること、地域の安定やテロ対策の観点からも近隣諸国を含む幅広い国々と連携していくことが重要であることなどを指摘しました。その上で、G7として引き続き緊密に連携していくことを確認しました。