G7/G8

平成31年4月6日

日本時間4月6日,標記文書を発出しました。

(声明仮訳)

4月5日,サンマロ及びディナールに集結した,我々,カナダ,仏,独,イタリア,日本,英国及び米国の外務大臣とEU上級代表は,リビア・トリポリ近くの軍事行動に対して最も深い懸念を表明する。我々は,全ての関係者に対し,国連主導の政治プロセスの見込みを妨害し,文民を危険にさらし,リビア国民の苦しみを長引かせている,トリポリに向けたすべての軍事活動を直ちに中止するよう要請する。

我々は,リビアの紛争に対する軍事的解決はないと固く信じている。我々は,リビアにおけるいかなる軍事行動にも強く反対する。更なる内紛を引き起こし,罪のない人々を害し,リビア国民が享受すべき平和を阻害する,いかなるリビアの主体及び派閥も説明責任を負う。

我々は,2018年5月パリにて,同年11月パレルモにてリビア側当事者によって合意されたとおり,リビアの政治的行き詰まりを乗り越え,また可能な限り早急に信頼できる平和な選挙への歩みを進めるよう,国連がリビア国民への支援を追求する中で,アントニオ・グテーレス国連事務総長及びガッサン・サラメ国連事務総長特別代表に対する,我々の完全かつ結束した支援を強調する。我々は,全てのリビア国民が国連主導プロセスを建設的に支援し,国際社会がリビアの持続可能な安定化という共通目的のため完全に連帯することを要請する。


G7/G8へ戻る