日米豪印(Quad)

令和8年10月31日
日米豪印外相による集合写真
会合の様子

 G20外相会合に出席するため、米国・アトランタを訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間10月31日午前9時00分過ぎ(日本時間同日午後10時00分過ぎ)から約40分間、ペニー・ウォン・オーストラリア連邦外務大臣、スブラマニヤム・ジャイシャンカル・インド外務大臣及びマルコ・ルビオ米国国務長官と日米豪印外相会合を実施しました。また、今次会合の機会に、経済的繁栄及び経済安全保障に関する日米豪印共同プレスリリースが発出されました。

  1. 冒頭、茂木大臣から、5月及び7月に続き、1年で3回目の外相会合が開催されたことを歓迎するとともに、本会合は、G20外相会合の機会に、特に経済分野を含む実践的な協力の成果を示す有意義な機会である旨述べました。四大臣は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現のために日米豪印の具体的な協力を着実に推進していくことを改めて確認しました。
  2. 四大臣は、5月及び7月の外相会合を踏まえた率直な議論を通じて、東シナ海・南シナ海情勢を含むインド太平洋地域情勢や中東情勢についての認識をすり合わせるとともに、茂木大臣からは、力又は威圧によるあらゆる一方的な現状変更の試みに対する強い反対を表明しました。加えて、四大臣は、恣意的な輸出規制及び重要産業のグローバル・サプライチェーンを混乱させる過剰生産につながる非市場的政策・慣行を含む経済的威圧に対し、深刻な懸念を表明しました。また、茂木大臣から、北朝鮮 の完全な非核化に向けてのコミットメント及び悪意あるサイバー活動への対処の重要性を強調するとともに、拉致問題の即時解決に向けた米豪印政府の一貫した支持に対し謝意を表明しました。
  3. 四大臣は、海洋・越境安全保障、経済的繁栄・経済安全保障、重要・新興技術及び人道支援・緊急対応の4つの分野を中心に、地域が裨益する日米豪印の具体的な協力を引き続き推進していくことを確認しました。また、四大臣は、世界の安定及び繁栄を維持するにあたっての経済安全保障の重要性を確認し、信頼できる開かれた国際的サプライチェーン及び信頼できる強靱なインフラ構築へのコミットメントを強調しました。加えて、四大臣は、インド太平洋における信頼できるAI(SI(超知能))技術の普及・イノベーションを促進するための支援の意向を表明したほか、「日米豪印ビジネス・リーダーズ・フォーラム」の立ち上げを含む日米豪印協力の進展を歓迎しました。
  4. 四大臣は、次回首脳会合・外相会合への期待を表明し、引き続き日米豪印で緊密に連携していくことで一致しました。

(参考)別添

 経済的繁栄及び経済安全保障に関する日米豪印共同プレスリリース(英文(PDF)別ウィンドウで開く/仮訳(PDF)別ウィンドウで開く)


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