女性

令和6年9月25日
メッセージを送る岸田総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 9月25日午前8時から10時(現地時間24日午後7時から9時)にかけて、国連女性機関(UN Women)主催による「HeForShe(ヒー・フォー・シー)サミット2024」が米国・ニューヨークで開催され、岸田文雄内閣総理大臣はビデオ・メッセージで参加したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣は、ビデオ・メッセージの中で、以下のとおり述べました。
    1. HeForSheの10周年、誠におめでとうございます。本会合の主催者であるバフースUN Women事務局長、ご列席のチャンピオンの皆様、そしてHeForShe活動を支持する皆様と共に、この記念すべき節目を祝うことができ、大変嬉しく思います。  
    2. 私は、HeForSheチャンピオンとして、4つの約束をしました。女性の経済的自立、女性活躍促進に関する積極的発信、UN Womenとの更なる協力強化、そして紛争下の性的暴力の終焉への取組です。これまで、国内の男女の賃金差異の情報開示や税と社会保障の見直しから、UN Womenを始めとする国際機関への積極的な拠出まで、様々な取組を通じてジェンダー平等と女性と女児のエンパワーメントに貢献して参りました。
    3. 来年のUN Women創立15周年、「女性・平和・安全保障」安保理決議の採択から25周年の節目へ向け、日本は引き続き国内外のジェンダー平等の達成に力を尽くしていきます。
  2. 同サミットには、シマ・サミ・バフースUN Women事務局長(Sima Sami Bahous, Executive Director of UN Women)のほか、各国・各界のリーダーたちが参加し、ジェンダー平等の実現に向けた取組を世界に向けて呼びかけました。
(参考1)HeForSheキャンペーン

 国連女性機関(UN Women)は、男女平等促進のためには、男性の関与が不可欠であるとして「 HeForSheイニシアティブ」を平成26(2014)年から実施。安倍総理大臣(当時)が10首脳の一人(HeForSheチャンピオン)として選出された。岸田総理大臣は令和4年(2022年)から第2期HeForSheチャンピオンを務めている。

(参考2)別添PDF

 岸田総理大臣のHeForSheチャンピオンとしてのコミットメント(和文(PDF)別ウィンドウで開く/英文(PDF)別ウィンドウで開く
 (1)女性の経済的自立、(2)女性活躍促進に関する積極的発信、(3)UN Womenとの更なる協力強化、(4)紛争下の性的暴力終焉への取組の4つの柱から成る。


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