女性

令和3年4月16日

 令和2年12月14日、外務省において令和2年度の「女性・平和・安全保障(WPS)行動計画」に関する第3回評価委員会が対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催されたところ、概要は以下のとおりです。

1 出席者

評価委員

1 目黒 依子(委員長) 上智大学名誉教授
2 石井 宏明 一橋大学国際・公共政策大学院講師
3 石井 美恵子 国際医療福祉大学大学院 災害医療領域 教授
4 大崎 麻子 関西学院大学総合政策学部客員教授
5 川眞田 嘉壽子 立正大学法学部教授
6 久保田 真紀子 JICA国際協力専門員
7 佐藤 文香 一橋大学大学院社会学研究科教授
8 瀬谷 ルミ子 特定非営利活動法人 Reach Alternatives(REALs)理事長

外務省

 石川 真由美  外務省総合外交政策局女性参画推進室長
 他4名

2 議論の概要

  • (1)第2回会合の協議を踏まえ、第二次行動計画の評価報告書の評価項目、スケジュール、執筆分担について議論しました。その結果、第一次行動計画の評価のような好事例案件の紹介ではなく、柱を超えて2年間の実績について包括的にWPS政策のあり方という観点から評価を行うことにつき、意見が一致しました。
  • (2)また評価報告書の構成として、国際協力と国内における実績との2つに分けた上でそれぞれの政策評価を行うこととし、担当するグループが協議しながら執筆すること、評価に当たっては個別の好事例の紹介ではなく、取り上げるテーマに関連する事業をとりまとめた上で評価することにつき意見が一致しました。さらに、報告書内に改善案を記載することが提案されました。
  • (3)国際協力と国内における実績に対する評価が各々1ページ半から2ページ程度となることを想定しつつ、各々の分野の評価について各グループが原稿を起案し、評価委員全員と事務局とで共有することが確認されました。その案を踏まえ、総論の章と評価の章を執筆していくこととなりました。
  • (4)最後に、行動計画の外務省や政府の政策における位置づけや、報告書の政府内での利用・活用状況について、評価委員と事務局の間で意見交換していくことになりました。

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