欧州
ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)
平成30年8月16日
ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)とは
ポルトガル語圏諸国間の「連帯」深化,ポルトガル語の公用語化を目標にし,1996年,第1回のCPLP(Comunidade dos Países de Língua Portuguesa)サミットがリスボンで開催されました。事務局はリスボンにあります。(1)開発支援(警察・司法,医療,教育),(2)民主化への相互協力(選挙監視団の派遣等),(3)大学間交流,査証・移民問題への取組,(4)文化事業等を共同事業として実施しています。
参加国一覧
(1)加盟国(ポルトガル語圏9か国)
アンゴラ,ブラジル,カーボヴェルデ,ギニアビサウ,赤道ギニア,モザンビーク,ポルトガル,サントメ・プリンシペ,東ティモール
(2)オブザーバー
日本,ジョージア,モーリシャス,ナミビア,セネガル,トルコ,ハンガリー,スロバキア,チェコ,ウルグアイ,ルクセンブルク,アンドラ,英国,アルゼンチン,セルビア,チリ,フランス,イタリア,イベロアメリカ機構(OEI)
日本の取組
2014年5月,安倍総理大臣が,現職の総理大臣として史上初めてポルトガルを訪問した際,日本のCPLPへのオブザーバー参加申請の意向を表明し,同年,7月のCPLPサミットにて,日本のオブザーバー参加が全会一致で承認されました。
日本のオブザーバー参加を通じて,民主化,経済成長,開発協力等幅広い分野においてCPLPメンバー国との更なる協力が期待されます。