ポルトガル共和国
シルヴェイラ・ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)事務総長による岸外務副大臣表敬
平成29年3月23日


3月22日午後5時30分より約40分間,岸外務副大臣は,訪日中のマリア・シルヴェイラ・ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)事務総長(Dr. Maria Silveira, Executive Secretary of Comunidade dos Países de Língua Portuguesa)の訪問を受け,日本とCPLPとの協力関係を中心に意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,岸副大臣から,シルヴェイラ事務総長の訪日を歓迎し,グローバルに影響力を有するCPLPとの関係を重視しており,貴事務局長の訪日を機にCPLPとの連携を強化したい旨述べました。これに対し,シルヴェイラ事務総長は,訪日中の温かいおもてなしに感謝する旨述べるとともに,今回の訪日は日CPLP関係の深化につながるものと信じている旨述べました。
- 両者は,2014年7月の日本のCPLPへのオブザーバ-参加以来,日本とCPLPとの間で具体的な協力関係が進展してきていることについて意見交換しました。シルヴェイラ事務総長からは,日本とCPLP加盟国との良好な二国間関係に加えて,国連等を通じた協力にも言及がありました。さらに,日本の「積極的平和主義」の推進への支持やTICADの取組への評価が表明されました。
- 両者は,これまでの歴史的結びつきを踏まえ,経済関係やその他様々な分野でも協力を進めていくことで一致しました。