イタリア共和国

日伊首脳会談

平成30年10月19日

 10月19日,午前11時30分(日本時間19日午後6時30分)から約40分間,第12回ASEM首脳会合出席のためベルギーを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ジュゼッペ・コンテ・イタリア共和国首相(H.E. Prof. Giuseppe Conte, President of the Council of Ministers of the Italian Republic)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

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    日伊首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

1 冒頭・二国間関係

(1)安倍総理から,6月のG7シャルルボア・サミット以来の再会をうれしく思う旨述べるとともに,基本的価値を共有する重要なパートナーである日本とイタリアが,北朝鮮問題や自由貿易の推進等の世界が直面する主要課題を前に,緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し,コンテ首相から,4か月ぶりに再会することができ喜ばしい旨述べるとともに,長きにわたる友好関係を有する両国関係をこれまで以上に発展させていきたい旨述べました。
(2)両首脳は,防衛装備品・技術移転協定の早期発効も通じ,海洋安全保障分野を含め,安全保障・防衛分野における協力を強化していくことで一致しました。
(3)両首脳はまた,自由で開かれたインド太平洋地域は,地中海へと連なり,アジア・欧州間の連結性強化に資するものであるとの点で一致しました。

2 日欧関係

(1)両首脳は,7月の日EU・EPA及びSPAの署名は,自由貿易を推進していく日EUの揺るぎない政治的意思を世界に示したものであり,両協定の早期発効に向け,日伊間で引き続き協力していくことを確認しました。
(2)英国のEU離脱に関し,安倍総理から,交渉の現状への憂慮を表明した上で,改めて離脱プロセスにおける透明性及び予見可能性の確保,移行期間の設置による法的安定性の確保が重要である旨述べました。コンテ首相からは,これに理解が示された上で,最新の欧州情勢等について説明がありました。

3 地域情勢

(1)安倍総理から,朝鮮半島の非核化に向け,安保理決議の完全な履行が必要である旨述べ,更に,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めました。これに対し,コンテ首相から日本の立場に対する理解と支持が示されました。
(2)両首脳はまた,その他の地域情勢等についても意見交換し,基本的価値を共有するG7のパートナーである日伊両国が,G7/G20等の場を始めとして,国際社会の平和と安定のために引き続き緊密に連携していくことで一致しました。


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