英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

平成29年7月21日
ジョンソン英国外務・英連邦大臣1 写真提供:内閣広報室
ジョンソン英国外務・英連邦大臣2 写真提供:内閣広報室

本21日午後4時25分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のボリス・ジョンソン英国外務・英連邦大臣(The Rt Hon Boris Johnson MP, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs of the United Kingdom)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 安倍総理大臣から,外務大臣としての初めての訪日を歓迎する,本日の外相戦略対話は有意義であったと承知,国際社会の平和と繁栄のため,日英のグローバルな戦略的協力を一層強化したい旨述べました。これに対し,ジョンソン大臣から英国は北朝鮮の脅威に共に立ち向かうと述べました。また日EU経済連携協定(EPA)の大枠合意を歓迎するとともに英国はEU加盟国や友好国と将来的に新たな経済関係を築いていきたいと発言がありました。
  2. 安倍総理大臣からは,日EU・EPA及び戦略的パートナーシップ(SPA)に大枠合意でき喜ばしい,早急な発効に向け協力を得たい旨述べました。また,EU離脱交渉を注視している,企業への影響を最小化するよう配慮を要請しました。これに対し,ジョンソン大臣から,英国は日本から今後も投資が続くことを歓迎するとの発言があり,両者は引き続き自由貿易を推進していくことで一致しました。
  3. 両者は,北朝鮮は新たな段階の脅威であり,北朝鮮への圧力強化の必要性と,中国の役割の重要性で一致しました。また,新たな安保理決議の早期の採択に向けて連携していくことで一致しました。

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