フランス共和国
薗浦内閣総理大臣補佐官のニューカレドニア訪問
平成31年1月23日
本23日,薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官はニューカレドニアを訪問したところ,概要は以下のとおりです。
1 ダングルベルム自治政府副大統領との会談
(1)23日午後3時(日本時間同日午後1時)から約30分間,薗浦補佐官は,ニューカレドニアの主要都市ヌメアにおいて,ジャン・ルイ・ダングルベルム自治政府副大統領(H. E. Mr. Jean-Louis d’ANGLEBERMES, vice-president of the government of New Caledonia)を表敬し,会談を行いました。
(2)冒頭,薗浦補佐官から,昨年5月の第8回太平洋・島サミットでニューカレドニアが新たなメンバーとなり,ジェルマン自治政府大統領が参加したことへの謝意を伝えました。同補佐官はまた,日本はニューカレドニアを重視しており,自由で開かれたインド太平洋の実現のため,ニューカレドニアとも緊密に連携していきたい旨述べました。
(3)これに対し,ダングルベルム自治政府副大統領から,基本的な価値を共有する日・ニューカレドニアで,安全保障,環境保全,経済などの分野で連携を強化していきたい旨述べました。
(4)また,両者は,太平洋情勢等についても意見交換を行いました。
2 駐ニューカレドニア仏軍基地
23日午後4時(日本時間同日午後2時)から,薗浦補佐官は,駐ニューカレドニア仏軍基地を訪問し,マルシャン駐ニューカレドニア仏軍司令官との間で,先般実施された第5回日仏外務・防衛閣僚会合の成果も踏まえ,共同訓練等,日仏安保・防衛協力について意見交換を行いました。
3 日本人墓地
薗浦補佐官は,ヌメア市内にある日本人墓地を訪問し,献花を行うとともに,日ニューカレドニア親善協会と交流を行いました。