エストニア共和国
安倍総理大臣とカリユライド・エストニア大統領との会談
令和元年10月24日

エストニア大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本24日,午後4時55分頃から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のケルスティ・カリユライド・エストニア共和国大統領(H.E. Ms. Kersti KALJULAID, President of the Republic of Estonia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から西村明宏内閣官房副長官,長谷川榮一内閣総理大臣補佐官兼内閣広報官,今井尚哉内閣総理大臣補佐官ほかが,エストニア側から,ヴァイノ・レイナルト駐日エストニア大使,ラウリ・クーシン首相府外交顧問ほかが同席しました。
- 安倍総理大臣は,カリユライド大統領の訪日を歓迎した上で,「活発な要人往来を通じて日・エストニア関係が強化されていることを喜ばしく思う」旨述べました。これに対し,カリユライド大統領から,台風19号の被害に対してエストニア国民を代表してのお見舞いが述べられるとともに,天皇陛下の御即位及び令和時代の幕開けに対する祝意が述べられました。
- 安倍総理大臣から,「経済分野でのエストニアの潜在性を高く評価し,来月には経団連がビジネスミッションを派遣予定である,昨年立ち上げられた「日バルト協力対話」も活用しつつ,日バルト間の経済関係や国際社会共通の課題における協力の更なる発展を期待する,本年2月に発効した日EU・EPAの下で二国間の貿易投資促進を期待する」旨述べました。カリユライド大統領から,北大西洋条約機構(NATO)サイバー防衛協力センターへの日本の協力,日バルト協力対話等を通じた協力や,IT・サイバー分野等における官民の協力が進んでいる旨述べました。両首脳はさらにこうした協力を発展させていくことで一致しました。
- 安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めました。