デンマーク王国
ラース・ルッケ・ラスムセン・デンマーク王国外務大臣による林内閣官房長官表敬
令和7年4月25日



4月25日、午後5時10分から約25分間、林芳正内閣官房長官は、訪日中のラース・ルッケ・ラスムセン・デンマーク王国外務大臣(H.E. Mr. Lars Løkke RASMUSSEN, Minister for Foreign Affairs of the Kingdom of Denmark)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 林官房長官から、ラスムセン外相との再会を嬉しく思う旨述べつつ、デンマークは、日本にとって、価値や原則を共有する戦略的パートナーであり、フレデリック国王陛下の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)賓客としての今次訪日が、両国関係を更に発展させることを期待する旨述べました。これに対し、ラスムセン外相から、両国で一層緊密に連携していきたい旨発言がありました。
- 両者は、クリーン・エネルギー、量子科学技術を含む幅広い分野での協力を一層深化させていくことを確認しました。また、林官房長官から北朝鮮による拉致問題の即時解決に向けた引き続きの理解と協力を要請し、ラスムセン外相から全面的な支持を得ました。
- さらに、林官房長官から、デンマーク政府によるポール・ワトソン容疑者の身柄を日本に引き渡さないという決定は極めて遺憾である旨を改めて申し入れました。