モルドバ共和国
石破内閣総理大臣とレチェアン・モルドバ共和国首相との会談
令和7年9月1日


9月1日、午後3時頃から約45分間、石破茂内閣総理大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナルデー行事に出席するため訪日中のレチェアン・モルドバ共和国首相(H.E. Mr.Dorin RECEAN, Prime Minister the Republic of Moldova)と会談したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣から、レチェアン首相の訪日を歓迎し、日本はモルドバの民主主義と経済発展を一貫して支持している旨、また、ロシアによるウクライナ侵略の影響を受けてモルドバが多数の避難民を受け入れていることに対し敬意を表する旨述べました。
- 石破総理大臣は、モルドバの民主主義が守られることはかつてなく重要であり、日本として、そのために必要な協力は惜しまない、両国のパートナーシップを更に強化させたい旨述べ、農業や産業振興等の分野での支援を通じて引き続きモルドバの発展を後押ししていく旨述べました。
- さらに、石破総理大臣から、日本はモルドバの主権と領土一体性を一貫して支持している旨を強調しました。
- これに対して、レチェアン首相は、独立以来の、またロシアによるウクライナ侵略開始後のこれまでの日本からの支援に対して謝意を表しました。また、レチェアン首相から、2024年の国民投票、大統領選の際の状況や本年9月28日に予定されるモルドバ議会選挙前の情勢等について説明があり、両者は、同選挙の民主的な実施が地域や国際社会の安定にとって重要であるとの認識で一致しました。