日本の安全保障と国際社会の平和と安定
岩屋外務大臣の「欧州・インド太平洋パートナーズ会合」への出席
令和7年9月23日


現地時間9月23日午後0時10分(日本時間9月24日午前1時10分)から約60分間、米国・ニューヨークを訪問中の岩屋毅外務大臣は、ヴァーデフール・ドイツ外務大臣の主催で開催された「欧州・インド太平洋パートナーズ会合」に出席したところ、概要は以下のとおりです。
- 岩屋大臣は、ドイツ外務大臣の提案により開催された「欧州・インド太平洋パートナーズ会合」(欧州4か国(ドイツ、フランス、英国、ポーランド)及びインド太平洋4か国(日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド)の8か国が参加)に出席し、欧州及びインド太平洋の両地域が直面する安全保障上の課題等について意見を交わしました。
- 岩屋大臣は、国際秩序が厳しい挑戦に直面する中、欧州及びインド太平洋地域において価値や原則を共有する諸国間の意見交換は有意義である旨を述べ、ルールに基づく自由で公正な国際経済秩序を重視する観点から、経済安全保障分野における連携が重要であり、参加各国がそれぞれの立場から実効的な取組を進めていくことを期待する旨述べました。
- 8か国の外相等は、欧州とインド太平洋地域の安全保障や経済は密接に結びついているとの認識の下、ウクライナ情勢、東アジア情勢等についても議論し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の強化に向けて連携していくことで一致し、共同プレス声明を発出しました。
(参考1)本会合への出席者
日本:岩屋毅外務大臣
ドイツ(主催):ヨハン・ヴァーデフール外務大臣
オーストラリア:ペニー・ウォン外務大臣
フランス:ジャン=ノエル・バロ欧州・外務大臣
ニュージーランド:ウィンストン・ピーターズ外務大臣
ポーランド:ラドスワフ・シコルスキ外務大臣
英国:イヴェット・クーパー外務・英連邦・開発大臣
韓国:権起丸(クォン・ギファン)韓国外交部グローバル多国間外交調整官(外交部長官代理)